彫金銅板は銅板に彫刻やプレスで予め模様を施した材料です。表面が凸凹しているので、薄盛りだと焼き切れますし、反対に厚く盛ると折角の模様が見えにくくなったりで、ちょっと難しいアイテムですが、焼成時に浮き上がってくる模様を見た時の感激はひとしおです。この機会に挑戦してみませんか!
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素材の銅板には指紋などの油分が付いているため、そのまま釉薬をのせると「ダマ」になって伸びにくいので「脱脂液」で表面の脂分を取り除きます。
銅板に三色の釉薬をイメージしながら盛り付けていきます。今回は写真のように斜めに配置します。
今回は、左から緑、青、黄、青、緑の順で盛り付けていきます。凸は少し厚めに、凹は少し薄めにを意識しながら、盛り付けます。
1枚目は、フリットを使わずに多色盛りで試してみます。気持ち薄めに盛って、どの当たりが焼き切れやすいか、反対に厚めに盛って、透け具合を確かめるの良いですね。
盛り付け終了。
今回は、少し薄めに盛ったので、凸の部分が少し焼き切れています。
焼き切れた部分のアップ画像です。
焼き切れやすい部分をチェックして、次回はその部分を意識して厚めに盛るようにします。
彫金道版への釉薬の盛り付けに慣れたところで、凸凹を意識しながら釉薬を盛り付けフリットでアクセントを付けます。
完成作品をイメージしながら、フリットを乗せていきます。
フリット法については、フリット法を参照下さい。
完成です!